米国株保有戦略編〜連続増配株 × 長期保有 × 高配当株〜

企業分析

去年は日本株、米国株それぞれにおいて「最大限のリスク分散・長期保有・配当利回り」を意識したポートフォリオにしていました。

しかし、管理が大変すぎる…

時間に余裕があれば楽しいのでずっとやっていたいです。

(現在は公務員卒業を掲げ、やりたいことをやれる環境を探しています。(就活です))

そこで、今年は新NISAも始まったことなので銘柄整理をしました。

その時に、「最大限のリスク分散・長期保有・配当利回り手軽な管理」を意識しました。

リスク分散にはETF

個別銘柄のみのリスク分散は「手軽な管理」ではなくなってしまいます。

手軽な管理、リスク分散、高配当・長期保有のバランスの良さからVYMを選択しました。

連続増配銘柄9選

次は、長期保有という観点で銘柄をピックアップします。

重要視した点は増配期間です。

「増配期間が長い」≒「長期保有向き」→手軽な管理

①PG 増配期間:66年間

誰もが見たことのある「P&G」ブランド

日用品で世界首位

世界180カ国以上で展開

自社株買いにも積極的

例として、乳児用紙おむつ「パンパース」、エアケアの「ファブリーズ」、食器用洗剤「ジョイ」など

②MMM 増配期間:66年間

世界的な化学・電気素材メーカー

様々なビジネスに展開するコングロマリット

北米・南米を中心に、アジア太平洋や欧州など世界中に展開している

例として、日用品の「スコッチ」ブランド、粘着メモの「ポストイット」など

③JNJ 増配期間:60年間

総合ヘルスケア大手

傘下企業を通じて世界各地でヘルスケア関連製品を展開。

開発・生産・販売の一貫体制

医薬品でも世界大手

例として、絆創膏の「バンドエイド」、口腔ケアの「リステリン」

医薬品では抗がん剤「ダラザレックス」、関節リウマチ治療薬「レミケード」

④KO 増配期間:61年間

ノンアルコール飲料で世界最大級

200カ国以上の国や地域で展開している

ボトラー、小売業者を含む配送ネットワークに強みがある

例として、「コカ・コーラ」「ファンタ」「スプライト」などの炭酸飲料、スポーツドリンクや果汁飲料、オーガニック

⑤WMT 増配期間:50年間

世界最大の小売りチェーン

創業当初から「エブリデー・ロープライス(毎日が安売り)」を掲げる

店舗数は1万店以上

会員制量販店の「サムズ・クラブ」も手掛けている

EC大手のショッピファイと提携しオンライン事業も強化

⑥CL 増配期間:61年間

歯磨き粉「コルゲート」が著名な日用品の大手老舗メーカー

歯磨き粉では世界首位

ハンドソープやボディウォッシュのほか、食器用洗剤などにも展開

収益の第2の柱はペット用品事業、ペット用ダイエット食品などの販売

⑦MCD 増配期間:48年間

世界最大のファストフードチェーン「マクドナルド」を展開

世界100カ国以上で4万店を超える店舗を展開

ハンバーガーを主力する世界均一メニューが基本

⑧MO 増配期間:53年間

喫煙用タバコ製品と口腔用タバコ製品で事業を展開

紙巻タバコ、加熱式タバコなど姿形を変え世の中に浸透している

⑨BTI 増配期間:26年間(ポンド建ての場合、為替変動により円やドル換算で減額の時あり)

MOと同じくタバコ事業を手がけている

配当の現地課税がない(日本株と同様の20.315%のみ)

厳選9銘柄の配当利回り

1$=148.153円(2024年1月20日現在)で計算

①PG 2.49%

MMM 5.53%

③JNJ 2.75%

④KO 2.9%

⑤WMT 1.37%

⑥CL 2.31%

⑦MCD 1.88%

⑧MO 9.12%

⑨BTI 7.7%

まとめ

米国リーダーを「VYM」に任命

米国副リーダーを「MMM」に任命

米国挑戦枠を「MO」「BTI」に任命

任命理由

リスク分散に重きをおいた「VYM」

リスク分散(コングロマリット)・増配期間・配当利回りのバランス良い高さから「MMM」

増配期間・配当利回りに重きを置いた「MO」

配当利回りと税金面優遇に重きを置いた「BTI」

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