投資初心者がつまずくポイントの一つとして、資金不足があると思います。
今や単位株未満での購入も可能になってきましたが、単位株(100株)ごとにしか買えない場面もまだまだ多いと思います。
単位株未満での購入になっても、1株単位の購入価格を抑えて様々な業種の銘柄を購入できるほうがリスク分散ができて安全だと考えています。
3月に配当金をもらえる企業が多いこともあり、TwitterやYouTubeでは「3月に買うならこれ!」という銘柄がたくさん出ています。
その中でも私たち投資超初心者でも手が伸ばせるもの、つまり単位株15万円(1株1500円)以内のものを集めました。
長期保有の面で考えると3月に買う必要は特にありません。
むしろ、4月5月6月と時がたった時にこの記事を思い出してもらえればと思います。
(あくまで私個人の判断となります。最後はご自身で決断をして納得のいく投資にする参考材料にしてもらえればと思います。)
ピックアップ銘柄一覧
- 電気機器 イノテック(9880)
- 石油・石炭製品 ENEOSホールディングス(5020)
- 卸売業 伊藤忠エネクス(8133)
- 銀行業 三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)
- 卸売業 SPK(7466)
- その他金融業 三菱HCキャピタル(8593)
- 金属製品 ジーテクト(5970)
- 輸送用機器 極東開発工業(7226)
- 卸売業 OCHIホールディングス(3166)
- 不動産業 ヨシコン(5280)
- 銀行業 山口フィナンシャルグループ(8418)
- 卸売業 コンドーテック(7438)
- その他製品 ニホンフラッシュ(7820)
- 情報・通信 朝日ネット(3834)
- 情報・通信 昭和システムエンジニアリング(4752)
この15銘柄を分析いきましょう!
参考指標
前回(3/8)にも示した表になります。
この10個の指標と配当利回りで判断していきます。
営業利益
所々昨年比がマイナスになっているところもありますが、全体的に見て右肩上がりと判断していいと思います。
営業利益率
10%近くは欲しいところなので、数字上では少し苦しい状況かなといった判断にします。
ROE
2022年は理想の10%近くまで来たので、期待ができそうです。
それまでの年が10%から少し離れているかなと思いますので、こちらも数字上では苦しいかないう判断にしたいと思います。
自己資本比率
10年近く理想を上回っているので自己資本比率に関しては安心できそうです。
少し注意も必要かなと思いました。
50%は常に上回っているものの右肩下がりになっています。
数字上では安心ですが、もう少し様子を見たい気もします。
営業CF
流動比率
流動比率は200%を超えている年も多いです。
しかし、200%を下回る時は170%や180%と大きく下回っています。
その点が不安になりますので、警戒はしておきたいなと思います。
配当性向
理想が50%以下なので、ほぼクリアできています。
ただ過去には、163%であったり15%といった年もあるので波が激しいようにも見受けられます。
ここ数年は、40%代であることが多く経営にも影響を与えすぎない範囲での配当だと思います。
これからもこの辺りの数値で期待したいです。
連続非減配期間
2010年以降のデータが取れませんでした。
それでも13年間は非減配で株主に還元していることがわかります。
2022年には大幅な増配もありますので、来年以降もいい方向で期待しておきます。
PBR
いずれの年も1.5倍を下回っているので、この指標だけ見ると買い時であることも読み取れます。
次のPERも参考に買い時かどうか見ていきましょう。
PER
15倍を超えている年がいくつかありますね。
ここ数年は15倍を下回っているので買い時であると考えることにします。
実際に買うかどうかはチャートなども参考にするので一概には言えませんが、参考材料にはできます。
配当利回り
2023年3月14日現在では配当利回り5.04%となっていました。
利回りは高いだけがいい訳ではありませんので、しっかりとリスクを考えて配当額を見ていくようにしています。
まとめ
以上の分析から私自身は、もう少し待ってみようと思います。
分析以外にも、電気機器ののセクターをまだ持つ予定ではありませんでした。
いずれは持っていくようにしたいので、お得感と魅力に溢れていれば買う予定でした。
もう少し先に買いたいと思う時が来れば、再度分析をしてみようと思います。
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