この記事では次のような方に読んでもらえると参考になるはずです。
- 長期保有を目指している方
- 高配当株を狙っている方
- 保守的な部分を固めつつ攻めた部分を持たせたポートフォリオを作りたい方
- 配当金を着実に増やしていきたい方
高配当株投資、配当重視の投資、株主優待を目的とした投資など人によって目的は様々だと思います。
TwitterなどのSNSには「こんな銘柄買いました」「何株購入しました」などの情報をとても多く見かけます。
私も最初はそのようなツイートを見て「この銘柄を買えばいいんだ」と真似をして買うようにしていました。
それでもある程度は配当金を膨らませることができますし、いい銘柄を所有することはできます。
しかし、よりリスクを減らして、できる限り不安を払拭して株式投資をしたくありませんか?
そのためには、自分の中に確かな基準を持っておくことが必要です。
今回はこの確かな基準とは何なのかを説明していきたいと思います。
確かな基準を持とう1(基本編)
何を所有しようか迷ったときに参考になるマイルールを紹介しようと思います。
ここでは、4種類のマイルールを紹介します。
これだけでも、かなり銘柄を絞ることができます。
迷っている方は試しに1つでも参考にしてみて銘柄探ししてみてください。
銘柄探しが少し楽しくなる?と嬉しいです。
連続非減配期間◯年以上
連続非減配期間を意識することはとても大切です。
私の場合は連続非減配期間10年以上を基準にしています。
10年間もの間、減配しないように売り上げを上げ続けた証拠だとも思っています。
時には、配当金を出すことも厳しい時もあったと思いますが様々な企業努力があり、減配せずにこられているのだと考えています。
そういった企業は今後も増配を続けるのではないか?という考えがあるので、連続非減配期間を大切にしています。
配当金を着実に増やしていこうと思うと、企業が支払う配当金に波があっては着実に配当額は増えていきません。
増配する配当であれば持っているだけで配当金は膨らみ続けます。
少なくとも減配なしの企業であれば、株を買い増していくことで配当金は膨らんでいきます。
配当利回り◯%以上
自らの資金を配当金をもらえるように株を買うわけですよね?
ということは、いかに効率よく配当金をいただけるかを考えなければなりません。
私の場合は配当金を3%以上としています。
つまり、3%未満のものは一旦採用せずに絞っていきます。
企業数はものすごい数あるため、少しずつ絞っていく必要があります。
※全てではありませんが、配当利回りが高すぎる(個人的には5%超)ものは、高リスクなため避けています
プライム市場であること
これに関しては不必要かもしれませんが、あくまでマイルールなので優しく見てください。
安定している企業の方が配当金も安定していると考えました。
そうなると、規模の大きい企業の方が安定しているはずです。
プライム市場に上場するためには株主数が800人以上等の条件があります。
多くの方に注目されるような企業なわけですから成長を続ける企業が多いと判断しました。
このような理由から市場を絞って銘柄を探すことにも長期保有するメリットがあるのだと思います。
業界大手であること
私の場合は各業界で時価総額5位以内というのも選択材料にいれています。
冒頭でも書いていたように「長期保有・安定・配当金」がキーワードになっています。
業界大手ということは、株価の変動が小さくなるため安定しているといえます。
つまり、長期保有には適しています。
さらに、連続増配であったり、連続非減配である銘柄も多くあります。
ということは、安定して持ち続けているだけで配当金が膨らんでいく可能性を秘めているということになります。
確かな基準をもとう2(保有株編)
ここからはすでに保有している銘柄の買い増しについてまとめていこうと思います。
ここでは、2種類のマイルールを紹介します。
まず最初に行う銘柄選びは上記で示した形になります。
そこからもう少し買い増したいなと思うときにどういった基準を持っておくべきなのかなということを書いていきます。
(※あくまで私の感覚での話になりますので、最後は自身の判断で行ってください)
株価が前日比−◯%
私の場合は前日比−3.0%となったときに買い増しを行なっています。
割高かな?と思ってしまい手を出しそびれてしまう事も少なくないですよね?
それを回避する手段の基準としています。
株価が上がり切ったところで買い増しをしてしまったということはなくなりますよね。
参考にできそうであれば取り入れてみてください。
比較するのは前日比だけではない
先ほどの話で行くと前日との比較だけでしたが、2日連続で下落が続く場合も考えられますよね?
そのようなときに使える基準です。
例えば、前日比−1.5%のときはまだ手を出せません。
その翌日に前日比−2.0%となったとしましょう。
このとき、3日前と比較して−3.5%となるので購入の基準に入ってくるわけです。
下落続きの時は買い増しのチャンスです。
確かな基準をもとう3(割高感がある場合編)
割高感があるときの買い増しほど難しいことはありませんよね。
損した気分になってしまいますよね。
でも、大丈夫です!
冒頭のテーマをもう一度思い出してください。
「長期保有・高配当・配当金を増やす」といったことを取り上げていましたね。
割高感があるときには次の2種類のマイルールを意識しています。
配当利回りが◯%以上!
「高配当とは利回り◯%である!」と定義づけてしまいましょう。
そうすると、割高であったとしても高配当だとわかれば買うメリットは明確になります。
※(配当利回り)=(年間配当金)÷(株価)×100で計算ができます
自分が設定した高配当を満たしていればそれで問題ないんです。
みなさん自分のルールのもと買い増しを行なっています。
私もそうでしたが、あたかも正解があるかのように考えてしまいますが大切なのはマイルールだと思います。
平均取得価額よりも安ければOK
先ほども少しあったように、投資はマイルールが大切だと考えています。
そのマイルールの元でよりいい条件が出ていれば買うに越したことはないですよね?
それが、平均取得価額よりも安くなっていれば買うしかないと思っています。
例えば
何株か買い増しを行なってきた結果、平均取得価額が3000円だったとしましょう。
今の株価が2998円となっていたら、今まで自分が購入を積み重ねてきた平均よりもお買い得になっているということです。
そうなると買うしかないですよね。
買い増しに成功です。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
自分のなりのルールを作ってから購入に後悔がなくなりました。
長期で投資をしていくとなると、小さなストレスも大きくなっていくと思います。
少しでもストレスなく、そして後悔なく投資をして楽しめるようになりたいと思ってルールを作っていきました。
あくまでこのルールは私のルールなので、自分に合うルールで一緒に楽しんでいけたら嬉しいです。
そして、みなさんとマイルールの共有ができれば面白いかなと考えています。
何か1つだけでも構いません、みなさんと楽しんでいけたらと思います。
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